映画レビュー”About Time”〜限られた時間の味わい方〜

“About Time”という素敵な映画を見た。

イギリスが舞台の作品だ。

あえて詳しく物語の内容は説明しないが

端的に言えば愛の物語だと思う。

サブタイトル通り

「愛おしい時間について」描かれた作品。

我々の人生の時間はとらえかたしだいで

いかようにも輝きだす。

当たり前の日常だって、

その瞬間を楽しむことに意識を向ければ

たちまちキラキラと幸せな時間になる。

逆にどんなに素晴らしいことが起きても

自分の心が死んでいて感じられなくなっていたら、

たいそうツマラナイものになる。

ただ大好きな人と一緒にいられる時間が

どれだけ愛おしいものか。

大切だと気付けなかった時間のなかに

どれだけの愛がつまっていたのか

私たちはいつだってあとになって気付いたりするのだ。

当たり前にあったもの

自分の思い込みが見えなくしていたものの奥にあった

宝のありかを見逃してしまいやすいから。

時間は有限で、私たちはあいにく

タイム・トラベルできる能力をもちあわせず

過去にさかのぼって体験しなおすことはできないけど

今から未来をかえることはできる。

この瞬間から

自分がどうやって世界と向かっていきたいのか

楽しみたいのか、苦しみたいのか

味わい方の方法はいつだって私たちに委ねられている。

誰もあなたの人生、生き方を指図できない。

神だって無理だ。

彼らは私たちの自由意志を最大限に尊重してくれる。

だから未来はまったくの白紙で何も決まっていない。

そこに自分が選択した一つ一つのエピソードを積み重ねてゆくだけだ。

何もしなくても人生はやがて終わってしまうだろう。

でもそれまでの間にやりたいことがあるならば

やりたいようにやってみればいいさ。

あなたに授けられた時間はタイムリミットつきだけど

最後の一瞬まであなたのものだ。

そんなことを思わせてくれた映画。

久しぶりに心芯からあたたまり

幸せな涙が溢れ出る映画に出会えた。

ハッピー💕

『アバウト・タイム』

オススメの映画です😉✨

今日もthank you‼️

mAi🌈